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宅建の勉強でつまずきやすい科目の代表が、法令上の制限です。「用途地域の名前が覚えられない」「建ぺい率と容積率の数字がごちゃごちゃになる」――そんな声をよく聞きます。法令上の制限は、民法のように考えて解く科目ではなく、ひたすら数字や言葉を覚える科目だからこそ、「丸暗記がつらい」「やってもやっても抜けていく」と感じやすいんですよね。
私自身、不動産営業の激務のなかで宅建を取りましたが、この科目だけは最後まで苦手意識がありました。でも、覚え方を少し変えただけで、ぐっとラクになったんです。今日は、法令上の制限を「丸暗記」から卒業する3つのコツをお話しします。
結論:法令上の制限は「イメージ」と「比較」で覚える
先に結論からお伝えします。法令上の制限が覚えられない原因は、バラバラの数字や言葉を、つながりのないまま暗記しようとしていることです。
解決策はシンプルで、次の3つです。
- 用途地域は「街の風景」でイメージする
- 数字は単体ではなく「比較」で覚える
- 過去問で「実際に出る数字」だけに絞る
この3つを意識するだけで、「覚える量」そのものが減ります。順番に説明しますね。
なぜ法令上の制限は丸暗記がきついのか
法令上の制限は、宅建の全50問のうち8問ほど出題されます。決して少なくありません。けれど、都市計画法・建築基準法・国土利用計画法…と、似たような言葉と数字が大量に出てくるため、頭のなかで混ざってしまうんです。
しかも、テキストを順番に読んでいるだけだと「これは何のための制限なのか」が見えてきません。意味がわからないまま覚えた知識は、すぐに抜けていきます。逆に言えば、「なぜそうなっているのか」が腑に落ちれば、暗記の負担は一気に軽くなります。
同じように暗記でつまずきやすい民法については、宅建で点を取る頻出論点をまとめた記事もあわせて読んでみてください。
法令上の制限の丸暗記を卒業する3つのコツ
コツ①:用途地域は「街の風景」でイメージする
13種類ある用途地域を、名前だけで覚えようとすると必ず混乱します。そうではなく、「その地域がどんな街並みか」を頭のなかで絵にしてみてください。
たとえば「第一種低層住居専用地域」なら、静かな戸建てが並ぶ住宅街。背の高い建物はなく、お店もほとんどない――そんな風景が浮かべば、「ここに大きな商業ビルは建てられない」と自然に判断できます。名前ではなく風景で覚えると、応用問題にも対応できるようになります。
それでもどうしても覚えにくいときは、その用途地域の名前でインターネット検索して、実際の街の写真を見てみるのもおすすめです。「第一種低層住居専用地域」と検索すれば、本物の住宅街の風景がたくさん出てきます。文字だけで覚えるより、実際の景色を目で見たほうが、記憶にぐっと残りやすくなりますよ。
コツ②:数字は単体ではなく「比較」で覚える
建ぺい率・容積率・道路の幅員など、法令上の制限は数字のオンパレードです。これを1つずつ覚えようとすると終わりません。
おすすめは、「住居系は厳しい、商業系はゆるい」という大きな流れで捉えること。住宅街は環境を守るために制限が厳しく、商業地は建物をたくさん建てたいから制限がゆるい。この軸があると、細かい数字も「だいたいこのくらい」と推測できます。表にして縦に並べ、数字の大小を見比べるのが効果的です。
コツ③:過去問で「実際に出る数字」だけに絞る
テキストに載っている数字を全部覚える必要はありません。本試験で繰り返し問われるポイントは、実はかなり限られています。
5月の今からなら、まずテキストを1周したあとは過去問中心に切り替えましょう。過去問を解いていくと「あ、ここはまた出てる」という数字が見えてきます。そこだけを重点的に覚えれば十分です。覚える範囲を絞ることが、苦手科目を得点源に変える近道です。
この「出るところに絞る」考え方は、宅建業法でも同じです。科目ごとの優先順位については宅建業法を最優先にする勉強戦略の記事でくわしく書いています。
法令上の制限の独学がきついと感じたら、通信講座も
とはいえ、「イメージで覚える」「出るところを見極める」のは、独学だと意外と難しいもの。プロの講師は「ここは覚える、ここは捨てる」のメリハリを教えてくれます。法令上の制限のような暗記科目こそ、通信講座の力を借りると効率が一気に上がります。ここでは代表的な6つをご紹介します(合格率や料金は変わることがあるので、最新情報は各サイトでご確認ください)。
① アガルート ── 本気で一発合格したい人へ
受講生の合格率は全国平均の約4倍。1回10分程度の短い講義なので、家事や育児の合間にも進めやすいです。合格すると受講料が全額返金される特典もあり、モチベーション維持にもつながります。
② 資格スクエア ── 計画的に進めて、相談もしたい人へ
AIが過去問を分析して出題を予測する「未来問」が特徴のオンライン予備校。フルカラーテキストで見やすく、月1回の講師とのZOOM相談会もあるので、つまずいたときに質問できる安心感があります。
③ オンスク.JP ── まずは低コストで始めたい人へ
月額1,628円(税込)で宅建を含む60以上の講座が受け放題。1回の講義が10分前後でスマホだけで完結します。過去問も600問以上収録。コストを抑えて気軽にスタートしたい方にぴったりです。
④ SMART合格講座 ── 自分のペースでじっくり進めたい人へ
元文部科学省所管の団体が運営する講座。申し込みから3年間、講義動画が見放題なので、忙しい時期があっても焦らず続けられます。出題の多い分野に重点を置いたカリキュラムです。
⑤ 四谷学院 ── 大手の安心感のなかで学びたい人へ
長い歴史と実績のある大手予備校。わかりやすい教材と丁寧なカリキュラムが特徴で、宅建以外の資格講座も幅広く展開しています。「信頼できるところで安心して学びたい」という方に向いています。
⑥ 資格対策ドットコム ── eラーニングで効率よく学びたい人へ
eラーニング利用者数で実績のあるオンライン学習サービス。宅建だけでなくFPなど金融系資格も充実しています。パソコン・スマホ・タブレットで学べるので、スキマ時間を活用しやすいです。
まとめ:覚える量を減らせば、法令上の制限は得点源になる
法令上の制限は、たしかに暗記の多い科目です。でも、「用途地域は風景でイメージする」「数字は比較で覚える」「過去問で出るところに絞る」――この3つを意識すれば、丸暗記の負担はぐっと減ります。
苦手な科目こそ、やり方を変えれば一番伸びしろのある科目です。2026年の宅建試験は10月18日(日)が予定されています。5月の今ならまだ十分に間に合います。今からの全体的な進め方はママの勉強スケジュールを公開した記事も参考にしてみてください。今日から「覚え方」を少し変えて、法令上の制限を得点源に変えていきましょう。あなたの宅建合格を、心から応援しています。


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